今回は短めの小ネタ。最後がやや成年向けなので注意。
たまには本職がゲーマーらしいところを見せるべく、ゲームの話題から入ることにしよう。
海外製のゲーム、いわゆる「洋ゲー」文化の中に、MODと呼ばれるものがある。MODification、つまり改造のことだ。
改造と聞くと、日本のゲーム文化の中では、どちらかといえばアンダーグラウンドなイメージを持つ人が多いかもしれないが、洋ゲー文化圏では、むしろ開発者とコミュニティが一体となって、ゲームに対する改造を楽しんでいる感がある。
miaouedには全ての母音が含まれる
今回は短めの小ネタ。最後がやや成年向けなので注意。
たまには本職がゲーマーらしいところを見せるべく、ゲームの話題から入ることにしよう。
海外製のゲーム、いわゆる「洋ゲー」文化の中に、MODと呼ばれるものがある。MODification、つまり改造のことだ。
改造と聞くと、日本のゲーム文化の中では、どちらかといえばアンダーグラウンドなイメージを持つ人が多いかもしれないが、洋ゲー文化圏では、むしろ開発者とコミュニティが一体となって、ゲームに対する改造を楽しんでいる感がある。
最初に断っておくと、実は最終的に着地をしたいのは、とあるスポーツの話だったりする。タイトルでピンとくる方もいるかも知れない。
forceという単語には、誰かに何かを強制するという意味がある。
そして、enforceという単語にも、似たような意味がある。
なんて、とりあえず書き出しては見たものの、ご存知のとおり、この2つの単語が意味するところは全然違う。
バダビン、バダブーム。
bada bing bada boom、あるいは順番が入れ替わってbada boom bada bingということもある。あるいは、単独でbada bingといった形で使用されることもある。綴りもbada bingだったりbadabingだったりbadda-bingだったり、いろいろな書き方があるようだ。
結局の所、ちゃんとした言葉というよりは、擬音語に近い間投詞なのだ。
jackpot justiceという言葉がある。
ジャックポット・ジャスティス!檜山修之に必殺技として叫んでもらいたい響きの言葉だ。ジャスティスとかついてるし、なんかこう、正義の鉄槌的な?
……と思われた方もいるかもしれないが、この言葉におけるjusticeとは、正義という意味ではなく、裁判のこと。jackpot、つまりギャンブルでの大当たりを狙うような一攫千金の裁判という意味になる。
“jackpotの語源” の続きを読むアメリカ人のフランクな会話で、物の値段を話すとき、dollarという単語の代わりにbuckという単語を用いることがある。ことがある、というより、砕けた会話ではむしろbuckを用いることの方が多いかもしれない。
例えば、5ドルなら”five dollars”の代わりに、”five bucks”といった言い方をする。
buckとは、牡鹿のことで、かつて牡鹿の革(buckskin)を、取引の単位として使っていたことから、1ドルのことをbuckと呼ぶようになった……というのが、一番良く知られた説だ。
“pass the buck” の続きを読むビジネス用語に、ロジスティクスというものがある。
ロジスティクスが~なんて話し方をすると、ちょっと偉くなった気がする、いわゆるオトナ言葉の側面もあるような気がしたりしなかったり。
日本語では一般的に「物流」なんて訳されることが多いが、実際のところはもっと包括的な概念らしい。
さて、logisticsという単語を目にしたとき、僕が最初に思ったのは、たぶん何か論理に関係がある単語なんだろうな、ということだった。いかにも古ギリシア語のlogosを語源とする単語っぽいからだ。 “logistics(ロジスティクス)” の続きを読む
ゲーム用語由来の言葉といえば、何を思い浮かべるだろうか。
例えば日本語なら、元々は囲碁・将棋・麻雀の用語であったものが、一般に使われるようになったケースが多い。囲碁なら「布石」「定石」「一目置く」「駄目」、将棋なら「王手」「捨て駒」「高飛車」「詰み」、麻雀なら「面子(顔ぶれ・人数の意)」「リーチ」「安牌」などなど。他にも実にたくさんの、ゲーム由来の言葉がある。 “rookie” の続きを読む
時事ネタで恐縮だが、先日このような見出しのニュースが流れた。
U.S. defense official calls U.S. strike on Syria a ‘one-off’
この’one-off’という表現だが、一回限りのもの、特注のもの、といった感じの意味だ。名詞としても、形容詞としても使用される。(例えば、one-off paymentなど)
実は日本語でも、業界によっては「ワンオフ」という言い方が使われる。例えば、趣味で車やバイクの改造をしている人は、ワンオフパーツなどという言葉を使ったことがあるかもしれない。 “one-off” の続きを読む
前回の記事中でhorrificとterrificの話を書いたが、awfulとawesomeの関係も、少し似ていて面白い。
一見すれば分かるように語源は同じで、awe+fulとawe+someから出来ている。
-fulも-someも、~の性質を持つ、といった意味の形容詞を作る接尾辞。aweは非常に古い言葉で、元々の意味は「恐怖」。
つまり、語源上の意味合いとしてはawful, awesomeどちらも「恐れに満ちた、恐れを感じさせる」といった感じの意味合いの単語となる。 “awfulとawesome” の続きを読む
story(階層)の記事の時に映画My Fair Ladyの話題を出した。映画の中で、ヒロインにフラれるイケメン貴族ことフレディの役を演じていたのが、ジェレミー・ブレット(Jeremy Brett)だ。そして、Jeremy Brettといえば、やはりグラナダテレビ版のドラマ、シャーロック・ホームズだろう。
シャーロック・ホームズのドラマの決定版とも呼ぶべきこのシリーズは、徹底的に原作に忠実な映像化を目指して作られており、実に素晴らしい出来となっている。Jeremy Brett演じるシャーロック・ホームズも、まさに万人が思い浮かべるシャーロック・ホームズ像を見事に再現しているといえる。 “lock, stock and barrel” の続きを読む