joystickは卑猥な意味から転じて操縦桿になったのか?

先日ニュースを読んでいるときに、船舶事故の話が出ていて、原因は「ジョイスティックの誤操作」だったと書いてあるのを見かけた。

恥ずかしながら、その時初めて、ジョイスティックがゲーム用語ではないことを知ったのだ。
言い訳というわけではないが、joystickという単語を見ても、joy + stick(楽しい棒)なわけで、どうせAtariあたりが(洒落)名付けたんだろう、くらいに考えていたわけである。

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A disworship of Scots

お、前回Black Lives Matterとか取り上げたくせに、今回はのっけから差別発言の連発かよ……と気分を悪くされる方がいるかもしれないが、次から挙げていく一連の表現が何を表しているのか、ちょっと考えてみてもらいたい。

an unhappiness of husbands
an impatience of wives
a peck of Frenchmen
an exaggeration of fishermen
an annoyance of neighbours
a disworship of Scots

なんというか、「上手いこと言ってやったぜ」感のある、偏見に満ち溢れたこれらのフレーズは、実はある共通の表現だ。

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Black Lives Matter のmatterはどういう意味か

時事ネタを絡めつつ、今回も小ネタ。

Anyway the wind blows,
doesn’t really matter to me, to me

いわずとしれた、Queenの名曲、”Bohemian Rhapsody”からの一節だ。
実はこの歌詞、”Anyway the wind blows, …”(どうせ風は吹くんだし、)だという説と、”Any way the wind blows …”(どう風が吹こうが)だという説の二種類があるらしい。どちらかによって歌詞の解釈も変わってくるわけで、インターネットでもこの2つの説が拮抗している感じである。ここでは、前者の説を取ってみた。

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ホーミングはなぜ誘導なのか

すでに知ってる人、気づいている人も多いだろう小ネタ。

ホーミングと聞いたら、何を思い浮かべるだろうか?
アニメファンなら、板野サーカスで煙を引いて飛びまわるミサイル群だろうか。

個人的には、トップをねらえ!のホーミングレーザーを推しておきたい。レーザーなのにホーミング。いやいや、無いでしょそれはと思いながらも、あの勢いのいい演出と、説得力のある作画に血が滾った諸兄も多いだろう。そして、バスターミサイルはともかくとして、バスターシールドである。いやいや、無いでしょそれはと思いながらも(ry

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宇宙交易戦闘ゲーム その3 (Starsector)

宇宙モノのゲームが(略

というわけで、前回(Star Traders: Frontiers)前々回(Elite Dangerous)としばらく続いている宇宙交易戦闘ゲームの紹介も、ひとまず今回で最終回の予定となっている。
なんでこのところゲームばっかり紹介してるの?英語の話のブログじゃなかったの?と疑問に思われている方もいるかもしれないが、どちらかというと、ホントはこっちが本業なのである。僕は、職業欄には「ゲーマー」と書くタイプの人間なのだ。

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宇宙交易戦闘ゲーム その2 (Star Traders: Frontiers)

宇宙モノのゲームが好きなのである(2回目)。

前回Elite Dangerousを紹介したが、あそこまで(本来の意味での)ハードボイルドではなく、もう少し味付けのある、遊びやすいゲームを紹介しよう。今回も残念ながら(2020年5月現在)英語版しかないので、そこだけ注意してほしい。

今回紹介するのは、Star Traders: Frontiers。
Trese Brothersというインディ系の開発スタジオによるゲームだ。実は同スタジオによるStar Tradersシリーズの第3作にあたる。が、過去作を遊んでいなくても全く問題はない。主にスマートフォン(Android/iPhone)向けにリリースしているが、今作はsteamにてPC向けにも販売されている。

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宇宙交易戦闘ゲーム (Elite Dangerous)

宇宙モノのゲームが好きなのである。

いや、無論他にもいろいろと好きなゲームはあるのだけど、やはり青春時代にスペースオペラものの小説を大量に読んでいた影響が大きいのだろう、心の根っこに染み付いたスペース魂によって、宇宙を舞台とした壮大なスケールのゲームを、無性にやりたくなることがある。

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down to earth

Let me tell you. The feeling of being there, of walking the streets of the future is going to be breathtaking!

(one of the audience) YOU’re breathtaking!

You’re breathtaking. You’re all breathtaking!

Keanu Reeves, E3 2019

2019年のE3において、Cyberpunk 2077のカンファレンス中、登場したキアヌ・リーブスと観客との間で行われたやり取りである。
breathtakingは、一般的には「息を呑む」と訳されることが多いのだが、原義からいうと「ため息が出る(ほど素晴らしい)」でもいいように思う……まあ、今回の本題ではないのでスルーする。

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nap or nothing

前回の記事で、nap of the earth(匍匐飛行)という用語を紹介したので、今回はnap繋がりの小ネタを。

napという単語は、一般的には、短めの睡眠を取る、つまりは昼寝する・まどろむという意味で使われる。語源は、中英語のhnappianで、さらに遡るとゲルマン祖語由来ではないかとされている。

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(fly) under the radar

十年一昔というなら、(2020年現在からすると)もう二昔~四昔ほど前のことになるだろうか、フライトシミュレーターこそPCゲームの華だという時代があった。
僕も例に漏れずF-15 Strike Eagleや F-117A Nighthawk Stealth Fighter 2、あるいは一次大戦ものならKnights of the Skyなどで遊んだものだ……しかしこのラインナップ、よく見たら開発元が全部MicroProseだったりするな……。
もちろんフライトシミュレーターといえば必ず名前が挙げられるであろう、Microsoft Flight Simulatorでも遊んでいた。僕もまた、最新作2020の発売を心待ちにしている一人である。

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