江戸の地口とcockney rhyming slang

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先日、カミさんと話をしている時に「恐れ入谷の鬼子母神」と言ってみたら、見事に通じなかった。おや?と思い、「その手は桑名の焼き蛤」を知っているかどうかも聞いてみたが、知らないようであった。

カミさんはカミさんで、普段「結構毛だらけ猫灰だらけ」などと言っていることがあるので、こういった言葉を全く知らないというわけではないようだ。……というより、「男はつらいよ」を観たことはあるということかもしれないが。
ちなみに、「おどろ木桃の木山椒の木」「あたり前田のクラッカー」あたりは知っていたが、「びっくり下谷の広徳寺」「情け有馬の水天宮」は知らないようであった。

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みゃおと鳴いたnet運営情報まとめ(2019年)

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気がつけば2019年ももう終わりということで、本サイトのPV他各種運営情報のまとめを、備忘録も兼ねて書いておこうと思う。
WordPressデフォルトのテーマそのままに、月1~2回の更新で適当に好きなことを書き散らしているサイトが、運営という観点から、実際どんな感じで閲覧され、収益(もしくは損失)を出しているのか、リアルな情報をみなさんにもお伝えしてみたい。

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忙殺快感ゲーム(Cook, Serve, Delicious 2 / One Finger Death Punch 2)

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令和最初の大晦日を迎えているみなさん、いかがお過ごしでしょうか。

師走というだけあり、みなさん忙しい日々を送っていることだろう。なんせ、師が走るわけだし。マスター・アジアだって走り回っているに違いない。

ところで、忙しいことは楽しいことだ……といきなり書き出すと、何いってんだこいつと思われる方も多いかもしれないが、少し考えてみてもらいたい。

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英語は難しいという、当たり前の話

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このブログでは、(2019年現在のところ)英語の単語や言い回しに関することを比較的多めに扱っているのだけど、実際のところ、僕自身が英語にすごく詳しいのかというと、そんなことはない。ただ、その場しのぎで色々と調べるのが得意ということに過ぎない。

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apprehendとcomprehend、ついでにreprehend

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前回の記事で、つかみがlist comprehensionという用語だったにも関わらず、全然関係ない用法に関することしか書かなかったのを反省しつつ、一般的な意味の話をしてみる。

タイトルでapprehend, comprehend, reprehendと並べてみたわけだが、いずれもprehendという、ラテン語のprehendere(to take, sieze)を語源とする語幹を持っている。ちなみに、あまり使われないようだが、そのものズバリ掴むという意味の、prehendという単語もある(哲学用語として残っているようだ)。

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真夏の夜の夢における、apprehendとcomprehend

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趣味、というか教養の一環としてプログラミングで遊ぶことがあるのだが(たまに仕事の役に立つことも無くはない)、最近遅ればせながら、Pythonを触ってみている。ちなみにきっかけは、Humble BundleでのPython入門書のまとめ買いである。
Pythonでは、リストを作成する際にlist comprehension(リスト内包表記)という記法が用意されている。僕自身はこの記法に触れるのは初めてだったのだが、使ってみるとなかなか便利である。ちなみに、Haskellなどでも採用されている記法らしい。

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“The Squire’s Recipes”(あるいはスクァイアーレシピーズ)

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前回に引き続き、カクテルにまつわる話。

1906年~1910年のいずれかの年に(はっきりした記録は見つからなかった)、アメリカの詩人・編集者であるKendall Banningの友人たちのもとに、クリスマスプレゼントが贈られてきた。
中には小冊子が入っており、その表題は”The Squire’s Recipes”―敢えて日本語に訳すなら、「郷士のレシピ」といったあたりだろうか。製作年は1784年と記されている。
冊子には、送り主であるKendall Banningによるメモが同封されていた。

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カクテル(cocktail)

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唐突だが、僕が最近知った、feagueという動詞を紹介しよう。
「馬の尻に生姜を突っ込んで活を入れる」という意味らしい。辞書の第一定義がこれな上に、他の意味(鞭打つ、叩く、駆り立てるなど)はobsoleteとなっているので、現在ではその意味でのみ用いられる、ということだろう。
冗談のようなひどい単語である。

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横浜の味奈登庵・上田の刀屋

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自分で言うのも何だが、食べ物にほとんど好き嫌いが無い。

「嫌いな食べ物」で思いつくものが無い。例えば、とんでもなく不味い食べ物は食べられないこともあるかもしれないが、基本出てきたものは何でも美味しく頂いて生きている。

ところが問題なことに、「好き嫌い」が無いという言葉の通りに、「好きな食べ物」というのも特段思いつかないのだ。
「ご飯何がいい?」とか訊かれるのが困る。文字通り「なんでもいい」からだ。

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draconian / dragon

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draconianは、残酷な、厳格な、などの意味を持つ形容詞だ。一般的には法律・規則などにかかる単語だが、人や行動に対しても使用できる。

曰く、その語源は紀元前7世紀のアテナイの立法者Draco(Δράκων/Drákōn)とのこと。Wikipediaのドラコン (立法者)を参照すると色々書いてあるので、ここでは割愛するが、例えばキャベツを盗んだものは死罪、なんてことが英語版の方に書いてあったりするので、相当厳しい法律を作成した人ではあるようだ。

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