江戸の地口とcockney rhyming slang

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先日、カミさんと話をしている時に「恐れ入谷の鬼子母神」と言ってみたら、見事に通じなかった。おや?と思い、「その手は桑名の焼き蛤」を知っているかどうかも聞いてみたが、知らないようであった。

カミさんはカミさんで、普段「結構毛だらけ猫灰だらけ」などと言っていることがあるので、こういった言葉を全く知らないというわけではないようだ。……というより、「男はつらいよ」を観たことはあるということかもしれないが。
ちなみに、「おどろ木桃の木山椒の木」「あたり前田のクラッカー」あたりは知っていたが、「びっくり下谷の広徳寺」「情け有馬の水天宮」は知らないようであった。

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lock, stock and barrel

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story(階層)の記事の時に映画My Fair Ladyの話題を出した。映画の中で、ヒロインにフラれるイケメン貴族ことフレディの役を演じていたのが、ジェレミー・ブレット(Jeremy Brett)だ。そして、Jeremy Brettといえば、やはりグラナダテレビ版のドラマ、シャーロック・ホームズだろう。
シャーロック・ホームズのドラマの決定版とも呼ぶべきこのシリーズは、徹底的に原作に忠実な映像化を目指して作られており、実に素晴らしい出来となっている。Jeremy Brett演じるシャーロック・ホームズも、まさに万人が思い浮かべるシャーロック・ホームズ像を見事に再現しているといえる。 “lock, stock and barrel” の続きを読む

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