down to earth

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Let me tell you. The feeling of being there, of walking the streets of the future is going to be breathtaking!

(one of the audience) YOU’re breathtaking!

You’re breathtaking. You’re all breathtaking!

Keanu Reeves, E3 2019

2019年のE3において、Cyberpunk 2077のカンファレンス中、登場したキアヌ・リーブスと観客との間で行われたやり取りである。
breathtakingは、一般的には「息を呑む」と訳されることが多いのだが、原義からいうと「ため息が出る(ほど素晴らしい)」でもいいように思う……まあ、今回の本題ではないのでスルーする。

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nap or nothing

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前回の記事で、nap of the earth(匍匐飛行)という用語を紹介したので、今回はnap繋がりの小ネタを。

napという単語は、一般的には、短めの睡眠を取る、つまりは昼寝する・まどろむという意味で使われる。語源は、中英語のhnappianで、さらに遡るとゲルマン祖語由来ではないかとされている。

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(fly) under the radar

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十年一昔というなら、(2020年現在からすると)もう二昔~四昔ほど前のことになるだろうか、フライトシミュレーターこそPCゲームの華だという時代があった。
僕も例に漏れずF-15 Strike Eagleや F-117A Nighthawk Stealth Fighter 2、あるいは一次大戦ものならKnights of the Skyなどで遊んだものだ……しかしこのラインナップ、よく見たら開発元が全部MicroProseだったりするな……。
もちろんフライトシミュレーターといえば必ず名前が挙げられるであろう、Microsoft Flight Simulatorでも遊んでいた。僕もまた、最新作2020の発売を心待ちにしている一人である。

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世界で一番幸せな動物の、興味深い逃走手段(子持ち限定)

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小ネタ。
こんな美味しいネタ、絶対誰か書いてるだろーと思ったら、(2020年2月現在)日本語ではほとんど記事になっていないようだったので、紹介する。

世界で一番幸せな動物こと、クアッカワラビー(Quokka)をご存知だろうか。
しばしばTVなどでも取り上げられることもあり、知ってる人も多いと思うが、知らない人は、“world’s happiest animal”の画像検索をご覧頂きたい。
何この子。超カワイイ。ディズニーのアニメに出てきそう。笑顔がキュートでとても素敵。

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CMYKのKは “key plate” のK?そもそも key plate って何?―その2

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前回の続き。

ヨーロッパにおける図版の多色印刷の歴史そのものは古く、例えば、すでに15世紀には、ドイツにおいて複数の木版を組み合わせたものが製作されたりしたらしい。しかし、一つ一つの色は職人が手で付ける必要があったし、過程も複雑で、現代の印刷とはあまり繋がっていない。手間がかかる割には大した数が作れない、小ロットの特別工芸品、といった感じのものだったようだ。

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CMYKのKは “key plate” のK?そもそも key plate って何?―その1

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CMYK、いわゆるシアン・マゼンタ・イエロー・ブラックのKは、実はblackのKではなくてkey plateのKらしいという話を、どこかで読まれたことがある人も多いと思う。
実は、僕はずっとblackのKだと考えていて、そのことを知ったのはつい先日のことだったりする。

なるほど、興味深い……のだが、あちらこちらの記事を読んでも今ひとつ腑に落ちないことが多かったので、色々と調べてみた。というわけで、皆さんにもその知識をおすそ分けしようと、そういう記事である。

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自己治療仮説

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自己治療仮説という検索ワードで、ときどき当サイトにアクセスがあるようなので、記事を書いておこうと思う。

自己治療仮説とは、ざっくりいうと、依存症において、なぜその依存行動を取るのかを説明する際に、その行動が実は(ストレスなどの)苦痛・困難に対抗する治療行為として機能しているのだ、とする仮説である。

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江戸の地口とcockney rhyming slang

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先日、カミさんと話をしている時に「恐れ入谷の鬼子母神」と言ってみたら、見事に通じなかった。おや?と思い、「その手は桑名の焼き蛤」を知っているかどうかも聞いてみたが、知らないようであった。

カミさんはカミさんで、普段「結構毛だらけ猫灰だらけ」などと言っていることがあるので、こういった言葉を全く知らないというわけではないようだ。……というより、「男はつらいよ」を観たことはあるということかもしれないが。
ちなみに、「おどろ木桃の木山椒の木」「あたり前田のクラッカー」あたりは知っていたが、「びっくり下谷の広徳寺」「情け有馬の水天宮」は知らないようであった。

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みゃおと鳴いたnet運営情報まとめ(2019年)

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気がつけば2019年ももう終わりということで、本サイトのPV他各種運営情報のまとめを、備忘録も兼ねて書いておこうと思う。
WordPressデフォルトのテーマそのままに、月1~2回の更新で適当に好きなことを書き散らしているサイトが、運営という観点から、実際どんな感じで閲覧され、収益(もしくは損失)を出しているのか、リアルな情報をみなさんにもお伝えしてみたい。

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忙殺快感ゲーム(Cook, Serve, Delicious 2 / One Finger Death Punch 2)

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令和最初の大晦日を迎えているみなさん、いかがお過ごしでしょうか。

師走というだけあり、みなさん忙しい日々を送っていることだろう。なんせ、師が走るわけだし。マスター・アジアだって走り回っているに違いない。

ところで、忙しいことは楽しいことだ……といきなり書き出すと、何いってんだこいつと思われる方も多いかもしれないが、少し考えてみてもらいたい。

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