ヴェルディ、と言えば何を思い浮かべるだろうか。サッカーチームの方ではない。作曲家の方だ。
あるいは、ヴェルディってそもそも誰?という人でも、「椿姫」(あるいは、ラ・トラヴィアータ)や「アイーダ」という歌劇のタイトルなら聞いたことがあるかもしれない。
どちらも聞いたこと無いんですけど、という人でも、流石に椿姫の「乾杯の歌」なら聴いたことがあるだろう。 “フェリペ2世とドン・カルロスと黒い伝説” の続きを読む
miaouedには全ての母音が含まれる
ヴェルディ、と言えば何を思い浮かべるだろうか。サッカーチームの方ではない。作曲家の方だ。
あるいは、ヴェルディってそもそも誰?という人でも、「椿姫」(あるいは、ラ・トラヴィアータ)や「アイーダ」という歌劇のタイトルなら聞いたことがあるかもしれない。
どちらも聞いたこと無いんですけど、という人でも、流石に椿姫の「乾杯の歌」なら聴いたことがあるだろう。 “フェリペ2世とドン・カルロスと黒い伝説” の続きを読む
♪時には昔の話をしようか
通い慣れたなじみのあの店
ずっと関西に住んでいた僕が、関東に引っ越してから、かれこれ5年が過ぎた。
かれこれ5年が過ぎたのだ……が、未だにもやもやしていることがひとつある。そう、たこ焼きの妙な値段の高さだ。 “鶴ヶ丘駅のたこ焼き屋台” の続きを読む
前回の記事中でhorrificとterrificの話を書いたが、awfulとawesomeの関係も、少し似ていて面白い。
一見すれば分かるように語源は同じで、awe+fulとawe+someから出来ている。
-fulも-someも、~の性質を持つ、といった意味の形容詞を作る接尾辞。aweは非常に古い言葉で、元々の意味は「恐怖」。
つまり、語源上の意味合いとしてはawful, awesomeどちらも「恐れに満ちた、恐れを感じさせる」といった感じの意味合いの単語となる。 “awfulとawesome” の続きを読む
horrorとterrorというふたつの単語がある。
どちらも基本的には、(強い)恐怖という意味なのだが、このふたつにどのような違いがあるのだろうか。漠然とした、こんな感じなのかなといった感覚はあるものの、きちんとしたところを調べてみた。 “horrorとterror、ついでにterrific” の続きを読む
個人的に少し引っかかっていたことが解消されたので、記事として書いておくことにした。
もっとも、正確には当時(20年ほど前)に引っかかりを覚えたものの、そのままとなって今の今まで忘れていたものを、ふと思い出して調べてみたところ、きちんとした回答が得られたので、一応書いておこうと、その程度の話だ。 “V:TES “trap”” の続きを読む
今回は、懐古厨らしく、思い出を語ることにする。
昔、関西限定だったらしいが、学校が長期休暇に入る期間中、「アニメだいすき!」という一種の特番が放送されていた時期があった。僕はこの番組をすごく楽しみにしていて、毎回VHSのビデオにとって保存し、何回も観直したものだった。
アニメだいすき!で放映された作品リストを確認してみたが、おそらくほぼ全部の放送を観ていたと思う。そして、改めて見るに、そのラインナップは、とんでもなくマニアックだ。きっと当時の僕に、そして今現在の僕にも多大な影響を及ぼしている。 “はまじ再臨とthe Last Expressの思い出” の続きを読む
そういえば、アニメに関する記事をブログに書くのは、wordpress化以降、この記事が初めてのような気がする。
最初に断っておくと、別に僕はディープなアニメオタクという訳ではない。週に15本も20本も観たりするわけではないし、アニメの円盤で棚が埋まっているわけでもない。観ているのは、せいぜい週に5~10本程度だし、棚で一番容量を食っているのは、本を除けばボードゲームの類だ。
しかし、アニメファンとしての年季だけは入っているので、他とは少し違った視点で、過去作を中心にいろいろと記事を書いていければいいかなと思っている。
その記念すべき最初の記事で紹介するのは、2010年、小池健監督、マッドハウス製作の劇場アニメ「REDLINE」だ。 “劇場アニメ: REDLINE” の続きを読む
最初に書いておくと、今回の記事には特にオチらしいオチはない。
ある日、昼休みに突然同僚がチョコレートをくれたとする。いきなりだったので少し驚きながらも、幸せな気分になるかもしれない。
その日から3日間連続でチョコレートを貰ったとしたらどうか。次の日は、昼休みが近づいてくるだけで、まだチョコレートをもらっていなくても、わくわくした気分になるかもしれない。
そしていざ昼休みが来て、仮にチョコレートをもらえなかったとする。そうすると、おそらく普段以上に落ち込んだ気分になるだろう。 “報酬予測誤差仮説とギャンブル、あるいはごく当たり前のこと” の続きを読む
story(階層)の記事の時に映画My Fair Ladyの話題を出した。映画の中で、ヒロインにフラれるイケメン貴族ことフレディの役を演じていたのが、ジェレミー・ブレット(Jeremy Brett)だ。そして、Jeremy Brettといえば、やはりグラナダテレビ版のドラマ、シャーロック・ホームズだろう。
シャーロック・ホームズのドラマの決定版とも呼ぶべきこのシリーズは、徹底的に原作に忠実な映像化を目指して作られており、実に素晴らしい出来となっている。Jeremy Brett演じるシャーロック・ホームズも、まさに万人が思い浮かべるシャーロック・ホームズ像を見事に再現しているといえる。 “lock, stock and barrel” の続きを読む