12ステップに対する僕の考え方

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まず最初に。僕自身は、いわゆる12ステップを信じていない。
12ステップって何?という人は、ここを読んで欲しい。

依存症の治療について調べたことのある方は、ご存知のように、12ステップというのは依存症に関わる分野で非常に広く受け入れられている手法だ。もはや依存症治療=12ステップという具合に、ほぼ前提となってしまっているといってもいい。

Alcohol Anonymousに始まる、依存症の自助グループが最初に作り出したのが、この12ステップという考え方だ。大まかにいえば、依存症になった人が、このステップを順番に踏んでいくことで、すこしずつ依存症から回復していくという筋書きとなっている。

誤解しないでほしいのだが、12ステップによって救われた、あるいは救われるであろう人たちがいるということそのものを否定するわけではない。Alcohol Anonymousに始まる、12ステップの運動を行っている人たちが社会に与えてきた影響は、素晴らしいものだと思っているし、運動に参加している人たちも、尊敬に値すると思っている。

ただ、これは12ステップだけではなく、内観療法などでも同じなのだが、依存症の治療であって依存症の治療でないというか、そういう居心地の悪さを感じるのだ。誤解のある言い方になるかもしれないが、聖人君子になれば依存症は治ると言われているように感じるというか。

いずれにせよ、残念ながら、僕自身はその輪に入ろうとは考えていない。もっといい方法、もっと個々の事例に応じたやり方、そういったものがあるのではないかと常に考えつづけるなら、12ステップにしばられるのは問題があるのではないかということだ。

また、12ステップ、というよりはAnonymous系に共通している思想に縛られすぎた結果、弊害が生じていると思われるケースなどもあるので、後日記事を書くかもしれない。

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