AtCoder上にある問題のうち、AtCoder Problemsでdiff 800以上と判定されているものを順番に解いていく企画。
基本的な考え方は全てコード中のコメントに入れてあるので、参照のこと。
出典:
AtCoder Beginner Contest 035 B – ドローン
数式でマンハッタン距離 \(|x|+|y|\) というのが出てきてドキッとするが、要するに縦横(座標軸方向)にしか移動できない時の距離のこと。マンハッタン島の道路が碁盤の目のようになっているところから命名されたらしい。道路に沿ってカクカクと曲がらなければならないので、直線距離に比べると長くなる。日本で言うなら平安京距離とでもいったところか。
ちなみに、我々が一般的に想像する直線距離 \(\sqrt{x^2+y^2}\) はユークリッド距離と呼ばれる。
また、チェスや将棋のような盤上での、斜めにも動ける時の距離 \(max(|x|, |y|)\) のことは、チェビシェフ距離と呼ぶらしい。
# AtCoder Beginner Contest 035 B - ドローン
# https://atcoder.jp/contests/abc035/tasks/abc035_b
# tag: グリッド マンハッタン距離 高橋君
# ひとまず不明な命令以外を見て、距離を測定する。
# 不明な命令の分を考える場合、マンハッタン距離のみに注目すると、
# どんな命令であっても距離は +1 もしくは -1 されることになる。
# あとは最大値と最小値を求めるだけだが、最小値を求める際は
# 最後に 0 → 1 → 0... と繰り返すことになるので、端に注意すること。
def main():
S = input()
T = int(input())
# ドローンの座標、及び不明分の個数を持っておく
pos_x, pos_y = 0, 0
unknown = 0
# 文字列の調査とともに、座標と不明分の更新
for c in S:
if c == 'L':
pos_x -= 1
elif c == 'R':
pos_x += 1
elif c == 'U':
pos_y -= 1
elif c == 'D':
pos_y += 1
else:
unknown += 1
# 不明分を除いたマンハッタン距離
dist = abs(pos_x) + abs(pos_y)
# 最大値の時は、足すだけでよい
if T == 1:
result = dist + unknown
# 最小値の時は、行き過ぎることがあるので、
# 超過分を 2 で割った余りを出す必要がある。
# Python の % 演算は 0 以上を返してくれるのでこれでOK。
else:
result = dist - unknown
if result < 0:
result %= 2
print(result)
main()
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